筆の持ち方について
11月1日(木曜)
今日筆を初めて持つ小学一年生と小学二年生の男の子達。特に小筆の扱い方に苦戦しています。
習い始めて間もない子は、筆の持ち方を覚えるまで二か月ほどかかります。色々な持ち方がありますが、当教室では、人差し指と中指を上にかける双鉤法(そうこうほう)を推奨しています。大人クラスでは、細字や仮名文字を書く際に使う小筆でも双鉤法をおすすめしています。日常生活で使う鉛筆やペンは、親指と人差し指で持ち中指を添えて持つ単鉤法です。したがって、双鉤法はマスターするまでかなりの時間がかかります。その分、習得してしまえば力強く繊細な線が書けるようになります。小学生クラスでは、悩んだ末に単鉤法で指導しています。本当は小学生にも双鉤法で持ってほしいです。けれど、筆の持ち方ばかりに気を使ってしまい字のバランスが崩れてしまうことが予想されます。…日々、このようなことばかり考えています( ;∀;)
2018年11月01日 22:29