一月の毛筆
の課題は、八つ切りサイズの作品を書くことです。
書道紙の基本となるサイズは「全紙(69×136センチ)」です。それを縦半分に切ったサイズを「半切(条幅と呼ぶ場合も多い)」。
八つ切りサイズは、全紙を1/8裁断した紙です。
大会や公募展によって紙のサイズの規格が違うので注意が必要です。公募展用に作品を書き込んだ後に、紙の寸法の間違えに気付く「あれ、ちょっとだけ紙のサイズが皆より小さくない?事件」が今まで多々ありました(*´з`)。普段落ち込むことがないポジティブシンキング人間であっても、書き込んだ後に気付く紙のサイズ間違えには大きな打撃を受けます。そのため、書道紙を購入する際は、専門のお店に行き、専門知識がある方に確認していただくのがよいかと思います。
「~花🌸」書道教室で、八つ切りサイズにチャレンジするのは初めてです。しかし、皆さんとても上手です。幼児、小学生は筆の持ち方姿勢から徹底的に教えています。少人数でのお稽古は、常に私に見られている意識を持つので上達が早いのです。感覚的に上達している子供たち。それに対して、理論的にお稽古をすすめ上達している大人の方々。「誰が見ても美しい字」には理由があります。今月の八つ切りサイズの紙での作品の完成が楽しみです。